困難を極めた補修作業

門扉をガチャっと開き、右手に曲がって玄関に向かう幅2m程のタイル貼りの階段。

タイルに付着している白い物質は、下地から溢れ出たエフロレッセンスではありません。

隙間や防水処理で活躍するアレ、総称は充填剤と呼びます。

建築の難しいそうな仕様書には、3mm程度のコンクリートのひび割れには充填剤を使ってちょって書いてあります。

前から薄々勘付いていたのですが、コンクリートのひび割れには充填剤と言う考え方は、今この場で間違いだと実感しました。

何時もなら下地の苔や土、砂汚れを丁寧に落とせば、タイルの貼り替えに入れます。

ところが、コンクリートボンドやシリコン、速乾セメントなどを混同して接着した為、複雑に絡んで剥がすのに半日掛かり

左、充填剤を剥がした後。右、充填剤がこびり付いた状態。

既存のタイルで違和感の無い仕上がりにしたかったので、タイルが割れてしまうリスクを避けるのに、剥ぎ取りは電動工具無しの手作業。上腕二頭筋はパンパなのに、剥ぎ取り切れてないコーキングが所々あったり…

コーキングやシーリング使用のコンクリート補修作業は無効だ

と、

身に染みて確信しつつ、貼り替え作業+準備と後片付けが2時間弱のタイル補修作業が終わります。

投稿者: スネ雄

最近連載を再開したアニメの影響で始めた野球では、イレギュラーで情熱が持てなかった幼少期。 中学生の頃「他人が真似出来ない事をやりたい」と文集に書き、県内で4校しか無いマイナーな部活で現状を知った10代。 仕事以外でも何か『生き甲斐』が欲しくて、水に絡む運動で派生していって、行き着いた先がウインドサーフィンでした。 運動神経は良い方ではありませんが、身体を動かす事は好きで、「技術が有れば生きて行けるのでは?」と言う、安易な考えで職人の世界に入って、もう、四半世紀。 先代が一貫して継続していた、お客さんとの『昔からの親友』の様な姿勢が、自分にも出来ないか?日々模索しています。 日々情報を更新しているサイトを通じて、ウチのサービスが沢山の人目に留まり、欲してる人達に拡散してくれたら嬉しいです。 2018年6月から独立し、便利屋業20年目にして『住宅診断』や『DIYのコンサルティング』にも参入します。 『沢山の人に』と言いつつ、活動エリアは千葉県と茨城県との県境で、事務所(利根町立木)から車で1時間圏内に限定しているのですが… お陰様で、お問い合わせを頂いてから、工事に至るまで常時1ヶ月半待ち、年間の案件は220件を超え、1人力ではチョット限界を感じています。 ブログを開始して10年を越え、この『主観的視線』の2ndブログを『ガテン系コピーライター』として、あなたの目が釘付けになる様に更新しています。 人生80年で半分が経過し、周囲には「今が1番良い時期」と、言われて、『嬉しいような、物足りないような』気分で日々、前に前に進んでいます。 引き続き主観的なblogをお楽しみください。

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