
今月上旬、某会社の従業員と名乗る方から問い合わせがありました。
「壁の裏側に配管を回す際、壁に穴を開けてしまい修理出来る業者を探しているんです」と、言う事でした。
『業者』と知って、一瞬断ろうかと思ったのですが、現場が我孫子市だったので、とりあえず行く事にしました。
電話やメールでは状況がイマイチ把握出来ないので、現場を見て何をするのかを考え、家主さんの心の叫びも受け止めながら
加害者(穴を開けちゃった業者さん)と
被害者(壁に穴が開いたまま放置されてキレ気味な家主さん)が納得できるような
簡単で短時間に沢山報酬が貰える方法を模索します。

そして
その為には最大限の努力(工夫と言う方がしっくりくるかな?)は惜しみません。
顔も見た事が無い依頼主と
都合の悪い事に背を向けている親会社に怒り心頭の家主さんの為
壁の穴埋めと塗り替えを2日(養生期間は約1週間)に分けて行いました。

さて、壁の塗り替えを頼まれる度にドキドキしているスネ雄です。
壁に鏝でネタを塗り付けていていつも思う事があります。

それは
牧紳一並みのスロースターターな自分は、絶妙な力加減が必要な左官作業は慣れて来た頃に終わってしまうパターンが多いと言う事です。