
「左官屋さん」と声を掛けられる事に違和感を覚えつつ
現場では相まみえる事がない筈の『左官屋』と『ペンキ屋』の外部リフォームが始まっております。
業務の内容は、雨戸の入れ替えに伴う外壁モルタルの補修作業です。
数日前から塗装屋さんが先にいるのですが、『今頃来やがって』という空気感は否めない。
先週は順調に進行する自分の現場を放り出して、ここに来る勇気は自分には無かった。
通常なら左官屋→ペンキ屋の順番ですから、ペンキ屋サイドとすれば当然な態度でしょうね。

アウェイの洗礼⁇は受け流し、請負主からの指示通りにサッシ周りをモルタルで埋めていきます。
塗り付け用の鏝が使用出来る大きさの壁であれば問題ありません。
しかし
大工さんが遠慮して、フレーム周りを2〜4cm幅で隙間を設定している上に塗り厚が5cm前後あるので、塗り付け用の鏝は今日の段階では使用不可
スプーンくらいの大きさの鏝でペタペタ塗り付けしなければならない為、時間だけが闇雲に過ぎていく。

その効率の良くない作業と迫り来るペンキ屋の下塗り状況を気にしながら行うわけです。
畳1枚に満たない面積を気まずい思いをしながら、タップリ1日かけても終われないという。
悪い条件が重なって気持ち滅入ってしまいますが、あと半日くらいでここから抜け出せそうです。