ゴチャゴチャした台所もスッキリ。やっとリフォームしている雰囲気が出てきました。

僕の知ってる大工職人像は、若干上から目線で、お酒大好きなビールっ腹。職種によって性質が形成されるの?いつも慌てないゆったりしたイメージです。
鼻歌混じりでリズムに乗って動く左官のイメージとは、また違います(一個人の昭和から平成の職種の感覚を言語化したので、不快に感じた方は御免なさい)かね。
「今日から俺は大工。割と腕の良い大工。床の高さ違い関係無く、出来る大工。」と、自己暗示。
いつもは長い助走期間を確保して、潜在意識頼みの短期決戦や、スポット作業がメンイですが、今回はバタバタ勢いで終われる内容でもないので、慌てず腰を据えてやります。

垂木を取っ払い、床を綺麗にして、最近活躍しているレーザーレベルでグランドレベル(横水平の線)を四隅にチェックを入れる。
さて、最大で3cmもある高低差をどうやって克服するのか?
手前と奥と中央、更に左右でも微妙に高さが違う大引き(横に伸びる角材)を、何処に合わせて行くのか?が最初の難関となります。
と、作業レベルでは何1つ進んでいないスネ雄の前に、招かざる訪問者達が…
雨で暇を持て余す親方衆が、ゴミん家を嫌々、古民家の状態を冷やかし…じゃ無くて、作業の状況を確認しに訪問。

工事は一時停滞しましたが、訪問者が帰った後で、頭の中で考えて煮詰まった形を少しずつアウトプットしていきます。
「床の高低差は±1cmの間で、左右は同等」と、ベストで無くベターを選択

既存の大引きと束(ツカ)の高さ調整、腐食した間柱と大引きの入れ替えや補強作業。
垂木流し、CF下地と続きます。
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