先月末に行った床と壁の模様替えは、最低限のリフォームが希望の筈が、床と壁が綺麗になるにつれて他の部分も気になってしまう。

こうなったら、家主さんが今後、『やりたくなるような場所』を、ある条件の下で選出してみました。
天井、フード、キッチンパネル、引き戸…
本当にやりたい事を曝け出し、「引き戸の交換は年内に、天井と換気扇フードは来月」と、期日も明確にし、その2週間後に引き戸の交換が始まります。

既存の建具の数値を元に、新規建具を加工して行くのですが、木戸の取り付けは皆無に等しく、数日前に大工さんに重要なポイントを聞いておきました。
そのアドバイスを忠実に再現しながら、おっかなびっくりな1本(1枚)目、そこから要領を得た2本(2枚)目へと
地味で細かい、変化の乏しい作業を何度となく繰り返して、午前中に建具2本がレールの上を走る状態までにする。
さて、午後から建て付け(柱に隙間無くピタッとなる状態)を見たり、戸車や取っ手の取り付けなどの地味な仕上げの工程に移行。

今日も引き戸交換に挑戦してみて、正直途中で、「(自分の)考えが浅はかだった」と感じる瞬間は多々ありましたね。
最終的に辻褄が合って、建具は捩れた柱にもピタッとハマり作業が完了。さて、公約を果たすべく次に向かいます。
