団地に住んでいると、こんなケースがよくあると思います。

お隣の持ち主が変わって、庭を駐車場へリノベーション。今まで庭になどで目隠しされていた自宅の裏側が通りから丸見えに。
このお客さん、特別ダラシのない家では無いのですが、今回、雨戸等も無い北側の窓から家の中が覗かれない様に、衝立を設置する事になりました。

地面に穴を掘って、柱を立てて、衝立の本体を柱の溝に挿してネジ留め。柱の元にモルタルを入れて固定します。
因みに、御簾垣(みすがき)とは、夏の陽射しを避けるのに窓などにぶら下げるスダレの様な横方向の竹垣の事を言うらしい。
いくら人造の竹垣とは言え、一枚の重量感は結構なモノ。下の段の御簾を挿して、柱の曲がり(縦横の水平)を微調整しておき、モルタルが固まるまで放置。

柱を固めるのに衝立を立てたのは良かったんですが、上の御簾を柱の間に差し込む作業は、想像通り息の詰まる作業でした。
地面から1.8mあるので、お隣さんが掃き出しサッシを開け放っても、お風呂や洗面所で目が合う心配も無い高さです。