
8月に入って、秋雨??の影響を受けている現場の一つです。
意味不明な一文から始まった門扉の交換工事ですが、通例ですと伸縮式の門扉に交換を推し進めるところなんですが、土間の状況があまり良くない。

「見た目が汚い」と言う意味では無く、若干表面に凹凸が目立つ。
伸縮門扉は土間の上をタイヤで走るので、あまり振動がある場所を行き来すると、門扉がバラバラになり易い。
車に例えたら、舗装路を走るのと、砕石の道を走るのでは車に掛かるダメージは何方が上でしょう?

同形の3枚戸門扉を吊るす為、柱を午前中にモルタルで仮固定します。柱がある程度固まれば、扉を吊るし易いからです。

新旧門扉の開口幅の数値が、一緒と思い込んで組み立てた結果…左の扉と真ん中の扉とが、6cm程バッティングしてしまう。
慌てて柱を引き抜き、蝶番を最大限に縮めて、柱その物も外側へ押し出す。
柱に絡めたモルタルが、程良く硬化していたのに、取り付け作業が振り出しに戻ってしまう。

失敗を帳消しにする方法は、もうコレしかありません。
微調整は、足下のモルタルが硬化して翌朝になりますが、この時点で合わせていなければ、明日の調整作業は難航が予測されるでしょう。
出入り口が1つしか無いので、家主さんにはちゃんと了解を得て、夕方〜翌朝までの外出を自粛もらう事にしました。