昭和の薫りがする

歴史を感じさせるガラス戸と木製雨戸

柱は沈下して鴨居が歪み、戸の建て付けは合わず隙間だらけ。敷居は激しい摩擦で深く削れ、溝となって開閉するには相当な腕力が必要です。

いくら古民家好きでも、ちょっと…

既存のガラス戸と雨戸一式を撤去

「隙間風が入らず、開け閉てがスムーズな方がいい」と言う事で、昭和、いや、それ以前から引き継いだ戸を撤去して、令和式サッシ及び雨戸一筋に交換です。

枠を組み、戸を走らせた結果

湾曲した間口に入る寸法のサッシをオーダーし、バチっと嵌め込んでいく。

や敷居が曲がってサッシは真っ直ぐ

写真では全く分かりませんが、サッシのフレームを左右にスライドさせて歪みを打ち消し、ガラス戸を入れて鍵が掛かるのかもチェックします。

時間と資材不足でここまで

柱や鴨居の歪みを掻き消す為に、室内側でサッシと柱などの間に大きな隙間が出来てしまう。

その為の桟(材木)は、現場に合わせて自動鉋(カンナ)機で加工する必要があります。

そして、必要なモノを引っ提げ

下地を作り、戸袋の設置

戸袋の下地を形成後、取り付けが完了すれば、室内のサッシフレームと柱の隙間を埋める縁を作る

2〜3cmの隙間を
削った桟を四方に回す

室内の作業に移行して、隙間隠しの桟を固定したり、ガラス戸と雨戸の建て付けや鍵の調整を経て完成です。

室内の細かい作業の方が時間が掛かりましたね。

投稿者: スネ雄

最近連載を再開したアニメの影響で始めた野球では、イレギュラーで情熱が持てなかった幼少期。 中学生の頃「他人が真似出来ない事をやりたい」と文集に書き、県内で4校しか無いマイナーな部活で現状を知った10代。 仕事以外でも何か『生き甲斐』が欲しくて、水に絡む運動で派生していって、行き着いた先がウインドサーフィンでした。 運動神経は良い方ではありませんが、身体を動かす事は好きで、「技術が有れば生きて行けるのでは?」と言う、安易な考えで職人の世界に入って、もう、四半世紀。 先代が一貫して継続していた、お客さんとの『昔からの親友』の様な姿勢が、自分にも出来ないか?日々模索しています。 日々情報を更新しているサイトを通じて、ウチのサービスが沢山の人目に留まり、欲してる人達に拡散してくれたら嬉しいです。 2018年6月から独立し、便利屋業20年目にして『住宅診断』や『DIYのコンサルティング』にも参入します。 『沢山の人に』と言いつつ、活動エリアは千葉県と茨城県との県境で、事務所(利根町立木)から車で1時間圏内に限定しているのですが… お陰様で、お問い合わせを頂いてから、工事に至るまで常時1ヶ月半待ち、年間の案件は220件を超え、1人力ではチョット限界を感じています。 ブログを開始して10年を越え、この『主観的視線』の2ndブログを『ガテン系コピーライター』として、あなたの目が釘付けになる様に更新しています。 人生80年で半分が経過し、周囲には「今が1番良い時期」と、言われて、『嬉しいような、物足りないような』気分で日々、前に前に進んでいます。 引き続き主観的なblogをお楽しみください。

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