とりあえず10年

東日本大震災で屋根の棟が崩れてしまった瓦屋根。当時の瓦屋さんは「今後、2年間は仕事が切れない」と言われる程の忙しさだし、材料も手に入り辛かった。

で、とりあえず自己流で防水処理をして10年が経過する。

室内から確認した雨漏り

『とりあえず』のその場凌ぎ工法では、徐々に効力は薄れて行き、天井に雨染みが出る様になり、それが段々と酷くなっていく。

本格的な屋根の修繕が必要?!

と思ったタイミングで、ウチに声が掛かりました。

瓦を剥がしたらビンゴ!

室内の雨染みの状況と、屋根の位置を擦り合わせ、南側の瓦を数枚剥がせばビンゴ。丁度、瓦の欠損部分と防水シートの繋ぎ目がピッタリ合致して縦列している場所がありました。

防水シートの繋ぎ目が避け下地が見える

それが結構長く連続していて、棟違いの屋根には違いないが、防水シートの繋ぎ目をズラせばこんな状況にはならなかったかもしれませんね。

アスファルトルーフィングを被せて

既存の防水シートの下に、アスファルトルルーフィングを差し込みたかったけど、既存のシートが破れる可能性が高く、大掛かりになる為に止めました。

色違いの瓦と差し替えて

とりあえず持参したルーフィングと瓦が役に立ちました。欠けた瓦をシーリング補修したら、シーリング部分が土手になって、瓦の下に雨水が侵入した事による雨漏り。

多少の雨ならクリア出来るんですが、風や雨量によっても雨漏りする場合もあるので、今回はコレで様子を見ます。

投稿者: スネ雄

最近連載を再開したアニメの影響で始めた野球では、イレギュラーで情熱が持てなかった幼少期。 中学生の頃「他人が真似出来ない事をやりたい」と文集に書き、県内で4校しか無いマイナーな部活で現状を知った10代。 仕事以外でも何か『生き甲斐』が欲しくて、水に絡む運動で派生していって、行き着いた先がウインドサーフィンでした。 運動神経は良い方ではありませんが、身体を動かす事は好きで、「技術が有れば生きて行けるのでは?」と言う、安易な考えで職人の世界に入って、もう、四半世紀。 先代が一貫して継続していた、お客さんとの『昔からの親友』の様な姿勢が、自分にも出来ないか?日々模索しています。 日々情報を更新しているサイトを通じて、ウチのサービスが沢山の人目に留まり、欲してる人達に拡散してくれたら嬉しいです。 2018年6月から独立し、便利屋業20年目にして『住宅診断』や『DIYのコンサルティング』にも参入します。 『沢山の人に』と言いつつ、活動エリアは千葉県と茨城県との県境で、事務所(利根町立木)から車で1時間圏内に限定しているのですが… お陰様で、お問い合わせを頂いてから、工事に至るまで常時1ヶ月半待ち、年間の案件は220件を超え、1人力ではチョット限界を感じています。 ブログを開始して10年を越え、この『主観的視線』の2ndブログを『ガテン系コピーライター』として、あなたの目が釘付けになる様に更新しています。 人生80年で半分が経過し、周囲には「今が1番良い時期」と、言われて、『嬉しいような、物足りないような』気分で日々、前に前に進んでいます。 引き続き主観的なblogをお楽しみください。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。