こんな風の強い予報の出ている日に限って、屋根の上での作業を強いられます。
風当たりの弱そうな箇所を狙って、少しずつ塗り進めるのは、瓦漆喰です。

建物の外壁塗装で足場を組んだのだから、「この際やっておくか」と言う様な感じです。
塗り出したら際限無く塗れちゃうので、お客さんの負担を少なくする為の基準を設けました。
瓦漆喰の現状レベルを3段階に分けて(スネ雄の感覚ですけど)、1.2番に危険な箇所を中心に瓦漆喰を直していきます。
因みに危険レベルの判断基準は、『浮き、欠損、色褪せ』などを注視して、瓦の棟に影響が出そうな部分から手を付けて行きます。
土が剥き出した部分は、接着剤を散布して表面を硬化させた後、上塗り(漆喰)をかけます。

土が剥き出しでも、漆喰だけの剥がれであれば漆喰の上塗りは可能なんですが、下地の土の部分がボロボロと崩れてしまうと、漆喰だけでは修復は難しいです。
1箇所漆喰の厚塗り補修に挑戦してみましたが、案の定ダメ🙅♀️でした。

土そのものがダメな部分は諦めて、午後から軽量モルタルで下塗りしました。
モルタルを塗った部分は、養生期間(ベストは1週間)を設けて漆喰で上塗りします。

本日中の完成を狙いましたが、モルタル補修の箇所があっては、作業工程的に無理なので次回改めて仕上げになります。
足場が今週末?に外される予定ですが、残った部分は足場無しでも作業は可能なので、周囲に迷惑を掛けずに済みそうです。
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