
店舗の定休日を狙った工事は、前回の配管埋め戻し作業から1週間が経過します。
埋め戻した土(砕石入り)も雨に濡れ、少し落ち着いた(沈下)ところで再度転圧します。
常温アスファルト(DRミックス)は、5cm程度の厚みが良いらしいので、転圧して沈んだ部分に砕石(と言っても、回収した既存のアスファルトを砕いた)を撒き大ハンマーで転圧。
そして、既存のアスファルトと新規アスファルトがよく馴染む様に乳剤を溝に塗りつけます。
乳剤も茶から黒へ変色したのを確認したところで、常温アスファルトを溝に投入していきます。

このアスファルト独特のニュルっと感がなんだか生物的で、いつ見ても奇妙な感じがします。
家主サンにも手を借りて、材料を撒いてプレートで締め固めして凹んだら、またアスファルトを投入してプレートを走らせる事数回。
一連の作業を説明しながら手本を示し、家主サンにも同様な動きに挑戦してもらいます。
あまり念入りに走らせ過ぎると、プレートの振動で既存のアスファルトが浮いてしまっては、元も子もないですからね。
プレートがしっかり当てられない端や、塗り厚が平均よりも厚くなってしまう場所は、プレートで締め固めしても、硬化のスピードが遅いです。

その他にも、配管の移動作業がありますが、敷地の外側の部分なので、営業日の休憩時間を狙って進めていく予定です。