某町営霊園内、屋外の休息スペースのリニューアルに伴い、擬木のイスを撤去します。

床のタイルと絡めてあるので、タイルもある程度は壊す必要が出てきます。
最初は擬木イスそのものを削岩機で崩して外します。
ほぼコンクリートの塊は、1200w級のハンマードリルでも細分化するまでに相当な時間(30分以上)を使うので、砕いて外すのは困難と判断しました。
2個目以降は、周囲のタイルを崩して、バールの先端で引っ掛けて剥がす方法に切り替えます。

30〜40分で、擬木椅子(ぎぼくいす)の半分(6個)は剥がす事は出来るのですが、この丸のままの擬木を、1人力でトラックの荷台に持ち上げる事が出来ません。
重過ぎるんです。
半分にしてもダメで、3分の1の大きさにして漸く持ち上げる事が出来ます。
結局、イスをタイルデッキから剥がすのは短時間で出来ますが、『持ち上げられる重さ』まで崩すので、
このままでは、解体だけで2日掛かる…
「このままではマズい」と、翌日からタイル補修と解体とに分かれて作業を進める。

このタイルデッキで使用したタイルは、一般家庭用タイルと違って(もしかしたら年代が違う所為もある)ワンサイズ大き目で、請負主サンも入手出来なかったようです。

新しく設置するベンチの下?になるみたいなので、多分気にはならないと推測(工事だけで詳細は知らない)します。