1階から2階へ上がる曲がり階段の壁に手摺りを設置します。

外は茹だる様な暑さですが、いくら暑くても室内ですので、身体への負担は段違いです。
手摺りの配置する角度を調整し、ブラケットを固定する為の下地(茶色い板)を固定します。

ところが、想定外というか、余計なお世話というか、下地の板は毎回余る位いの長さを問屋さんにお願いするのですが、
今回に限って半端が出ない丁度良い長さを準備してくれた為、現地での路線変更が難しく、ギリギリの作業を余儀なくされます。
更に、板の厚みも若干厚めで、板を固定する桟や間柱が届いて無い部分は、板の固さに負けて反ったり、浮いたりが出てしまう。
板が薄かったならば、壁の凹凸に合わせて馴染むのですが、最終的にボンドで固定されるの為、そこら辺の諸事情は強度などには問題は無いと思います。
ブラケット(手摺りを固定する腕木のこと)を等間隔で仮留めし、手摺り棒を置いて、全体のバランスを整えます。
階段の曲がる部分は、下からと上からの手摺り棒の高さに注意を払いつつ、その間の棒をカットして連結部品で繋ぎます。

午後はこの連結部分とブラケット(手摺り棒を支える腕木)の位置決めで、小1時間格闘してました。
連結部品が直角にも対応可能なので、連結部品をクルクル回しながら、自然に繋がる角度や負担の少ない位置に調節して、上から順番に固定します。
作業時間は4時間程度、お昼休みは家主さんとの会話を楽しみながら、5m分の手摺の設置が完了します。