当て逃げされてプラプラになっているフェンス&ブロックを部分的に直します。

時間的には1日で可能な仕事量ですが、モルタルの硬化時間などを考えて、隙間時間を有効活用しながら進めるつもりです。
実は、午前中に昨日の現場で半日作業を終えてからここに来ました。

両サイドの柱を事前に固めておいたので、上下に水糸を通して中間柱を糸に合わせる。
柱の下に入れたモルタルが硬化し始めた頃、1.8m×2mのフェンス(本体)を柱に引っ掛け、フックで固定すれば完了。

いつも取り扱うフェンスよりも1m高いので、たった8mの設置でも半日掛かりとなりました。
さて、話しを当て逃げ現場へ戻して、今回は家主さんとの協議の結果…必要最低限の修理との事で、利用可能な部分はそのままでいきます。
絡めたビニールテープ及びフェンスを外し、ブロックを打診でチェックします。

幸いにもフェンスはそのまま使えそうなので、剥離又は砕けたブロック3本分を積み直します。
割れてしまったブロックを丁寧に省き、目地のモルタルをサンダーで削り、ブロックを詰める状態にします。
あとはブロックの小口をしっかり掃除したら、セメントを水で溶いた(ノロ)物を塗って、モルタルを乗せてブロックを並べる。

高さと縦横のズレを微調整し、モルタルの水分が抜けた頃、目地と天端に鏝を通せば第一段階が終了です。
「当て逃げされた塀」への1件のフィードバック