最近、2階の屋根を指差して、『瓦がズレて雨漏りしますよ』と言うようなメッセージを放つ、通り掛かりの業者さんが増えて困っています。
このお宅の場合、瓦の棟の部分の瓦漆喰が塗られて白くなっている部分が、所々剥がれています。

その辺を彼等に目を付けられて、ターゲットにされているようです。
実際にスネ雄も屋根に登り、インスペクションしてみたら『緊急の作業』ではないけど、『修繕は必要』と判断して、瓦漆喰の塗り替え作業をスタートします。
悪い部分だけと言うより、全体的に塗る感じ
実際に作業を始めて気が付いたのは、瓦の棟を固定する為の土が風化して崩れている部分(特に南面)が多かったです。

先ずは、棟の瓦漆喰を塗る鬼瓦の裏側部分や、棟の下側部分を軽く掃き掃除をして、表面を固める為に接着剤を散布します。
そうする事で塗り替える際に、表面の漆喰や土が崩れず、水引加減も均一になって、上塗りがし易くなります。
漆喰が剥がれ、更に下地の土まで削れている部分は、軽量モルタルで下地を調整して、漆喰で上塗りをする予定です。

この接着剤や下地調整に大半の時間を費やし、実際の漆喰上塗りは15時近くになってから始まります。

夕方に雨予報と噂された月曜日でしたが、雨が降る☔️気配のないまま初日を終えます。
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