写真は1階の軒先天井の一部が、湿気(多分雨の跳ね返り?)の影響で激しく腐食しています。

軒先天井の鼻先(広小舞ヒロコマイ、漢字あってる?)の板が垂れ下がってしまう程です。
下地がダメという事は、屋根(トタン棒葺き)にもいずれ影響が出るでしょう。
垂木はしっかりしているので、屋根に足を掛けて凹んでしまうというのは、現時点では無いとは思います。
本来なら…
屋根を剥がして全体的に木工事をするところです↓↓↓
https://www.ssk-home-renovater.com/p/8/
家主さんが金額が張る本格的な工事よりも、見た目を改善する軽度な作業を要望された🤞ので、「簡易的で補強が出来る方法」を模索するのに少々お時間を頂きました。
依頼からおよそ2週間
何となくイメージが湧き、スネ雄の頭の中で、材料の取捨選択や微調整をチャチャっと行って、『実際それが可能な方法なのか?』をもう一度現場を目で見て確認します。
さて、当日、白く下塗りを施した防水のベニア板を、各場所毎に採寸してノコギリで切断します。

張る前に再度白で上塗りをしたら、表面が乾燥するのを待ちます。
問題はこのベニア板をどうやって固定するか?
最終的に1.5cm角の桟で垂木にネジで固定して、唯一固定が出来ない鼻先はアルミ製のL型アングルの固さを利用して、ベニアが垂れ下がって来ない様にします。
桟を四方に巡らせても良かったんですが、L型金具であれば濡れても腐食する事が少なく、更に雨水の跳ね返りを防ぐ意味もあります。

時間を掛けて思考した分、良く出来ているのではないかと思います(自画自賛)😆