敬遠される工事

2階の軒先天井の一部が剥がれている(左斜め前)

こう言う補修工事って誰もやりたがらないんですよね。

本式の足場を使わず、梯子や脚立を使った臨時の足場で行う軒先天井の部分補修は、日当たりの良い風も吹かない穏やかな金曜日に行われました。

軒先天井の素材はベニア板なので、雨や風、寒暖差などの影響を受けて、表面が剥離(ベニア板を形成するボンドの効力が切れた)してしまっています。

今回は家主さんの希望通り、南面の2階の角の一枚だけ張り替えました。

見た目には剥がれていないものの、将来的に剥がれそうな部分は結構ありました。

外壁塗装する時期も近いので、その時に軒先天井の張り替えをするのがベストだと思います。

さて、本題の部分張り替えは、梯子🪜とベランダの手摺りを利用して、足場板を流して、その上で作業を進めて行きます。

劣化した軒先天井を剥がす(正面)

臨時の足場が完成し、安全性が確認出来たら既存の板を丁寧に剥がしていき、新規ベニア板を張れる様に下地の垂木をネジ留めして行きます。

勿論臨時の足場なので、その上でベニア板を切ったり、本格的に塗装したりは難しいです。

足場の上でする作業を少なくする為に、ある程度の準備作業は足場に登る前に済ませておく必要があります。

新規のベニア板には事前に下塗りをしておき、現場で仕上げ塗りをして仕上げられる状態にしてあります。

ここの現場は、来年に全塗装をする予定になっていますから、多少の色斑(いろむら)があっても、大体色付けが出来ていれば問題ありません。

完了(左側から見て)

慌てず、慎重に、全塗装の妨げない方法で、張り替え修理が完了しました。

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投稿者: スネ雄

最近連載を再開したアニメの影響で始めた野球では、イレギュラーで情熱が持てなかった幼少期。 中学生の頃「他人が真似出来ない事をやりたい」と文集に書き、県内で4校しか無いマイナーな部活で現状を知った10代。 仕事以外でも何か『生き甲斐』が欲しくて、水に絡む運動で派生していって、行き着いた先がウインドサーフィンでした。 運動神経は良い方ではありませんが、身体を動かす事は好きで、「技術が有れば生きて行けるのでは?」と言う、安易な考えで職人の世界に入って、もう、四半世紀。 先代が一貫して継続していた、お客さんとの『昔からの親友』の様な姿勢が、自分にも出来ないか?日々模索しています。 日々情報を更新しているサイトを通じて、ウチのサービスが沢山の人目に留まり、欲してる人達に拡散してくれたら嬉しいです。 2018年6月から独立し、便利屋業20年目にして『住宅診断』や『DIYのコンサルティング』にも参入します。 『沢山の人に』と言いつつ、活動エリアは千葉県と茨城県との県境で、事務所(利根町立木)から車で1時間圏内に限定しているのですが… お陰様で、お問い合わせを頂いてから、工事に至るまで常時1ヶ月半待ち、年間の案件は220件を超え、1人力ではチョット限界を感じています。 ブログを開始して10年を越え、この『主観的視線』の2ndブログを『ガテン系コピーライター』として、あなたの目が釘付けになる様に更新しています。 人生80年で半分が経過し、周囲には「今が1番良い時期」と、言われて、『嬉しいような、物足りないような』気分で日々、前に前に進んでいます。 引き続き主観的なblogをお楽しみください。

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