大袈裟にしません

木工事2日目(1日目から3日後)

経年劣化で表面が剥がれてしまった軒先天井

ベニアの段差が目立たぬよう、既存のベニア板を剥がして張り替えする部分が中心に作業します。

作業工程では、軒先天井を張り付けたあとに壁の下地を作成し、最後に外壁(ここはサイディング)を張って行くので、軒先天井の下地は壁に埋まっている状態です。

ベニアを剥がして壁側に垂木を回す

剥がして張り替えする場合は、壁側にも下地(垂木)を入れなければベニアが撓んで(たわん)しまいます。

上貼りなら既存のベニアの固さを頼りに、垂木に細かくネジ留めして、下地の無い壁側をシーリング材で固定する方法もあります。

ここは2箇所剥がして張り替え

さて次は

軒先天井の張り替え補修も終わって、木部の塗装をする前に、腐食しているテラスの桟を交換して行きます。

ハリの上部分が広範囲に腐食している

桟木の取り外し中、垂木を支えるハリ(母屋)の一部が腐食しているのに気が付きました。

ノーマルな大工なら母屋は入れ替えとかになりますが、事を荒立てたく無いスネ雄君は、腐食部分をモルタルで形成します。

元々の腐食の原因が、トタンに穴🕳が開いて、そこに雨垂れが集中し、腐食が広がって行ったしたのだと推測しています。

何度かトタンは張り替えしているらしく、前回剥がしたトタンには、その形跡(雨漏り)は見当たりませんでした。

距離にして1m弱の母屋の天端にモルタルを注ぎ込む。

おそらく、水廻りの土台とは違うので、今回の様にペンキで色付けする場合、この補修法で充分だと思います。

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投稿者: スネ雄

最近連載を再開したアニメの影響で始めた野球では、イレギュラーで情熱が持てなかった幼少期。 中学生の頃「他人が真似出来ない事をやりたい」と文集に書き、県内で4校しか無いマイナーな部活で現状を知った10代。 仕事以外でも何か『生き甲斐』が欲しくて、水に絡む運動で派生していって、行き着いた先がウインドサーフィンでした。 運動神経は良い方ではありませんが、身体を動かす事は好きで、「技術が有れば生きて行けるのでは?」と言う、安易な考えで職人の世界に入って、もう、四半世紀。 先代が一貫して継続していた、お客さんとの『昔からの親友』の様な姿勢が、自分にも出来ないか?日々模索しています。 日々情報を更新しているサイトを通じて、ウチのサービスが沢山の人目に留まり、欲してる人達に拡散してくれたら嬉しいです。 2018年6月から独立し、便利屋業20年目にして『住宅診断』や『DIYのコンサルティング』にも参入します。 『沢山の人に』と言いつつ、活動エリアは千葉県と茨城県との県境で、事務所(利根町立木)から車で1時間圏内に限定しているのですが… お陰様で、お問い合わせを頂いてから、工事に至るまで常時1ヶ月半待ち、年間の案件は220件を超え、1人力ではチョット限界を感じています。 ブログを開始して10年を越え、この『主観的視線』の2ndブログを『ガテン系コピーライター』として、あなたの目が釘付けになる様に更新しています。 人生80年で半分が経過し、周囲には「今が1番良い時期」と、言われて、『嬉しいような、物足りないような』気分で日々、前に前に進んでいます。 引き続き主観的なblogをお楽しみください。

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