木工事2日目(1日目から3日後)

ベニアの段差が目立たぬよう、既存のベニア板を剥がして張り替えする部分が中心に作業します。
作業工程では、軒先天井を張り付けたあとに壁の下地を作成し、最後に外壁(ここはサイディング)を張って行くので、軒先天井の下地は壁に埋まっている状態です。

剥がして張り替えする場合は、壁側にも下地(垂木)を入れなければベニアが撓んで(たわん)しまいます。
上貼りなら既存のベニアの固さを頼りに、垂木に細かくネジ留めして、下地の無い壁側をシーリング材で固定する方法もあります。

さて次は、
軒先天井の張り替え補修も終わって、木部の塗装をする前に、腐食しているテラスの桟を交換して行きます。

桟木の取り外し中、垂木を支えるハリ(母屋)の一部が腐食しているのに気が付きました。
ノーマルな大工なら母屋は入れ替えとかになりますが、事を荒立てたく無いスネ雄君は、腐食部分をモルタルで形成します。
元々の腐食の原因が、トタンに穴🕳が開いて、そこに雨垂れが集中し、腐食が広がって行ったしたのだと推測しています。
何度かトタンは張り替えしているらしく、前回剥がしたトタンには、その形跡(雨漏り)は見当たりませんでした。

おそらく、水廻りの土台とは違うので、今回の様にペンキで色付けする場合、この補修法で充分だと思います。