お盆休業前の最後の工事となります。
ドアの下が捲れ上がって隙間から虫類が入り込んだり、衛生面や防犯面でも不安があって、今回交換工事に踏み切りました。
事前に既存のドア枠の内側に合わせて、新規のドアを作成しました。

隙間は大き過ぎず、少な過ぎず

土間を削岩機で砕き、新規ドア枠の敷居(下枠)の天端が、土間と同じか近い状態に合わせて掘り下げる。
左右のフレームと既存の木枠との間には、1cm程度の隙間が存在していて、フレームの歪みはその僅かな隙間で調整します。

向かって左下は枠一杯で、反対に上は右側一杯にして、フレームを固定しないとドアが真っ直ぐにバチッとはまりません。
ドアの着脱を数回繰り返し、ドアの不動のポジションを確立出来たら、敷居をモルタルで固定して、居住者の質問責めをしのぎながら、ドアクローザーやチェーンと言った付属品を取り付けて行く。

砕いた土間モルタルの仕上げ、既存木枠と新規アルミフレームの隙間を細い桟で『グルりと』縁を回して埋める。
材料屋と現場を何度も往復し、ドアノブや鍵の微調整も済ませ、どうにか1日掛かって、勝手口の交換工事は終了出来ました。